空隙歯列の特徴
1. 見た目の特徴
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- ✓前歯に隙間がある:上の前歯の中央に隙間ができていることが多い
- ✓複数の歯間に隙間:上下の歯全体に隙間がみられることもあります
- ✓歯が小さく見える:隙間があるため、歯が小さく見えることがあります
- ✓笑顔に不安がある:見た目を気にして笑顔に自信がない場合が多い
2. 機能面での問題
- ✓食べ物が詰まりやすい:隙間に食べ物が入り込みやすく、歯磨きが必要になります
- ✓発音への影響:サ行の音が漏れやすく、発音がしにくいことがあります
- ✓虫歯のリスク:隙間に食べ物が詰まり、虫歯になりやすくなります
- ✓歯周病のリスク:食べ物の詰まりにより、歯茎が炎症しやすくなります
放置した場合のリスク
- ⚠虫歯の多発:隙間に詰まる食べ物により、複数の歯が虫歯になるリスク
- ⚠歯周病の進行:歯茎の炎症が続くと、歯周病に発展します
- ⚠コンプレックスの形成:歯の隙間を気にして、笑顔に自信が持てなくなります
- ⚠発音の定着:発音の問題が習慣化し、改善が困難になります
早期治療が重要:空隙歯列は見た目の改善だけでなく、虫歯や歯周病を予防するためにも治療が必要です。8〜12歳での治療開始が理想的です。
空隙歯列の原因
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1. 遺伝的要因
顎が大きい。顎が大きく、歯が小さいと隙間ができやすいです。歯が先天的に小さい場合も隙間ができます。
また、先天的に永久歯が少ない場合があります。親の顎が大きい場合、お子様も同様の傾向を持つ可能性があります。早期の矯正治療で改善が可能です。
2. 環境的要因(後天的な要因)
舌癖。舌が前歯を押す癖があると、隙間が広がります。低い舌位により歯が外側に押され、隙間が生じます。
口呼吸により舌の位置が低くなり、隙間が生じます。乳歯がなかなか抜けないと、永久歯が斜めに生えます。 また、上の前歯と歯茎の間の靭帯(上唇小帯)が太いと、隙間が生じやすいです。
舌癖や口呼吸を改善することで、隙間の進行を防げます。矯正治療と並行して習慣改善を行うことが効果的です。
治療方法
1. 1期治療(8〜12歳頃)
舌の位置を改善し、隙間が広がるのを防ぐことが中心です。 舌訓練(MFT)で舌を正しい位置に保つトレーニングを行います。
透明なマウスピースで隙間を閉じる治療を行います。
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1期治療の目標は、舌の位置を改善し、隙間が自然に埋まるのを促す、または隙間が広がるのを防ぐことです。
2. 2期治療(12歳以降〜)
永久歯が生え揃った後に、隙間を閉じるための治療を行います。
マルチブラケット装置で歯を正確に移動させて隙間を閉じます。マウスピース矯正で透明なマウスピースを使用し目立たずに治療可能です。 必要に応じて上唇小帯を手術で切除します。治療後は後戻りを防ぐため、長期間の保定が必要です。
3. 治療期間と費用の目安
1期治療(8〜12歳頃)
1〜2年程度
(舌訓練を含む)
20〜40万円程度
(調整料:1回3,000〜5,000円程度)
2期治療(12歳以降〜)
1〜2年程度
(保定期間:2年以上)
30〜60万円程度
(1期治療から継続の場合は減額あり)
※費用は症状や使用する装置によって異なります。医療費控除の対象となる場合があります。
最適な治療開始時期
最も理想的:8〜12歳
空隙歯列の治療は、永久歯が生え始める8〜12歳頃が最適です。この時期に隙間の進行を止め、舌の位置を改善することで、効果的に治療できます。
舌訓練の効果が高い時期です。隙間が埋まりやすい時期でもあり、見た目の改善が期待できる時期です。 虫歯や歯周病予防ができる時期でもあります。
前歯が生えた時点で相談を
上の前歯に隙間が見られたら、すぐにこども矯正を専門にしている病院でご相談ください。 早期に治療を開始することで、より効果的に改善できます。
成人後の治療
成人になってからも治療は可能ですが、1期治療で舌の位置を改善しておくことで、2期治療の期間を短縮できます。
よくある質問
空隙歯列は自然に治りますか?
A. 自然に治ることはまれです。
- ✓乳歯と永久歯の交換期には隙間が埋まることもあります
- ✓ただし、永久歯が全て生え揃った後は、自然には埋まりません
- ✓舌癖が残っていると、隙間がむしろ広がることもあります
- ✓重要:隙間が見られたら、早めにこども矯正を専門にしている病院で相談することをお勧めします
前歯の隙間だけを治す方法はありますか?
A. はい、部分矯正で対応することも可能です。
- ✓部分矯正:前歯の隙間だけを治す方法
- ✓治療期間:比較的短い期間で完了することが多い
- ✓注意:舌癖が改善されていないと後戻りのリスクが高い
- ✓重要:部分矯正を選択する場合でも、舌訓練は並行して行うことが重要です
舌訓練(MFT)で隙間は埋まりますか?
A. 小さな隙間であれば、舌訓練だけで改善することもあります。
- ✓軽度の隙間:2〜3mm程度の隙間は舌訓練で改善することもあります
- ✓大きな隙間:4mm以上の隙間は矯正装置による治療が必要
- ✓効果:舌訓練は後戻り防止にも重要です
- ✓注意:隙間の大きさによって治療方法が異なりますので、初回診査で判定します
治療後に隙間が戻ることはありますか?
A. 舌癖が改善されていないと、後戻りのリスクがあります。
- ✓舌癖が残る:舌が前歯を押し続けると隙間が広がります
- ✓後戻り防止:長期間の保定と舌訓練の継続が重要
- ✓定期チェック:治療後も定期的な通院が推奨されます
- ✓重要:後戻りを防ぐために、治療期間中の舌訓練は非常に重要です
上唇小帯が太いと言われました。手術が必要ですか?
A. まずは指で小帯を伸ばすことから始めます。
- ✓①指で伸ばす:まずは指で上唇小帯を伸ばすストレッチを行います
- ✓②矯正装置で動かす:矯正装置で隙間を閉じながら、さらに小帯を伸ばしていきます
- ✓③手術を検討:それでも小帯が邪魔で歯が動かない場合に、切除手術を検討します
- ✓補足:初回診査で詳しく説明いたします。安心してご相談ください
矯正治療で隙間を完全に閉じられますか?
A. はい、適切な治療で隙間を完全に閉じることができます。
- ✓治療効果:ほぼすべてのケースで隙間を閉じられます
- ✓美しい仕上がり:歯並びも同時に改善されます
- ✓後戻り防止:舌訓練と保定で防ぐことができます
- ✓補足:隙間を閉じるだけでなく、綺麗な歯並びと咬み合わせを実現します
お子様の前歯に隙間が気になりませんか?
空隙歯列は早期治療で効果的に改善できます。
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この記事の監修者

歯科医師
F歯科・矯正歯科 豊洲プライムスクエア院
院長 福永 真大(ふくなが まさひろ)
歯科医師免許
矯正歯科、小児歯科、予防歯科、審美歯科
- 日本矯正歯科学会
- 日本小児歯科学会
- 日本歯周病学会
- 日本口腔インプラント学会
大阪大学卒業
大手医療法人勤務・研修医指導医を歴任
都内歯科医院 副院長
F歯科・矯正歯科 豊洲プライムスクエア院 開業
患者様一人ひとりに最適な治療をご提供できるよう、科学的根拠に基づいた診療を心がけています。 お口の健康を通じて、皆様の豊かな人生をサポートさせていただきます。
監修日: 2026年2月23日
最終更新日: 2026年2月23日
