歯を失った本数と埋入部位
失った歯の状況に応じた最適なインプラント治療
1本から全歯まで、様々なケースに対応できます
結論
インプラント治療は、失った歯の本数や部位によって最適な治療方法が異なります。
1本の欠損から全歯の欠損まで、それぞれの状況に応じた治療計画を立てることで、機能的にも審美的にも優れた結果を得ることができます。
失った歯の本数別の治療法
1本の歯を失った場合
1本のインプラントで治療できます。
治療の特徴:
- 隣の歯を削らない:ブリッジと違い、両隣の健康な歯に手を加えません
- 独立した歯として機能:天然歯と同じように単独で機能します
- メンテナンスが容易:通常の歯磨きと同じようにケアできます
ブリッジとの比較:ブリッジは両隣の歯を大きく削る必要がありますが、インプラントなら隣の歯を守りながら治療できます。長期的に見ても、周囲の歯を健康に保つことができます。
2〜3本の歯を失った場合
失った歯の本数に応じて、2〜3本のインプラントを埋入するか、インプラントブリッジで治療します。
治療パターン:
- パターン①:すべての歯にインプラントを埋入(3本欠損なら3本のインプラント)
- パターン②:インプラントブリッジ(両端の2本にインプラント、中央は連結冠)
インプラントブリッジのメリット:費用を抑えながら、天然歯を削らずに複数本の歯を回復できます。骨の状態や噛み合わせに応じて最適な方法をご提案します。
4本以上の歯を失った場合
複数のインプラントを土台にして、連結したブリッジタイプの人工歯を装着します。
治療の特徴:
- 失った歯の本数よりも少ないインプラントで治療可能
- 手術の負担と費用を抑えられる
- 安定した噛み合わせを実現
すべての歯を失った場合(全歯欠損)
オールオン4(All-on-4)またはインプラントオーバーデンチャーという治療法があります。
オールオン4(All-on-4)
片顎に4〜6本のインプラントを埋入し、すべての歯を固定式で回復する治療法です。
- • 取り外しの必要がない固定式
- • 天然歯に近い噛み心地
- • 見た目が自然で美しい
- • 手術当日から仮歯で噛める
インプラントオーバーデンチャー
2〜4本のインプラントで入れ歯を固定する治療法です。
- • 取り外し可能でお手入れが簡単
- • 通常の入れ歯よりも安定性が高い
- • オールオン4より費用を抑えられる
- • しっかりと噛める
埋入部位別の特徴
前歯部(切歯・犬歯)のインプラント
前歯は審美性が最も重要な部位です。
治療のポイント:
- 歯茎の形成:自然な歯茎のラインを作るため、歯茎の形成にも配慮
- セラミック使用:天然歯に近い透明感のあるオールセラミックを推奨
- 角度調整:隣の歯と調和する角度や形態に調整
審美治療の重要性:前歯は笑ったときに最も目立つ部位です。当院では、周囲の歯との色調や形態を細かく調整し、天然歯と見分けがつかない自然な仕上がりを目指します。
臼歯部(小臼歯・大臼歯)のインプラント
奥歯は噛む力が最も強くかかる部位です。
治療のポイント:
- 強度重視:噛む力に耐えられる太く長いインプラントを選択
- 骨造成の可能性:骨が不足している場合は骨造成治療を併用
- ジルコニア使用:強度の高いジルコニアクラウンを推奨
上顎の奥歯の注意点:上顎の奥歯の上には上顎洞(副鼻腔)があります。骨の高さが不足している場合は、サイナスリフトという骨造成治療が必要になることがあります。
インプラント治療についてもっと詳しく
この記事の監修者

歯科医師
F歯科・矯正歯科 豊洲プライムスクエア院
院長 福永 真大(ふくなが まさひろ)
歯科医師免許
矯正歯科、小児歯科、予防歯科、審美歯科
- 日本矯正歯科学会
- 日本小児歯科学会
- 日本歯周病学会
- 日本口腔インプラント学会
大阪大学卒業
大手医療法人勤務・研修医指導医を歴任
都内歯科医院 副院長
F歯科・矯正歯科 豊洲プライムスクエア院 開業
患者様一人ひとりに最適な治療をご提供できるよう、科学的根拠に基づいた診療を心がけています。 お口の健康を通じて、皆様の豊かな人生をサポートさせていただきます。
監修日: 2026年2月23日
最終更新日: 2026年2月23日